富弘美術館

富弘美術館は群馬県みどり市にあり、星野富弘の作品を展示する美術館である。

1991年、東村(当時)草木の草木湖のほとりに、星野富弘の作品を展示する村立富弘美術館が開館した。ふるさと創生資金を活用し、使われなくなっていた老人福祉施設を改造して、美術館にしたものである。

この頃すでに、全国各地で開催されていた「花の詩画展」やテレビ番組、また教科書に掲載された随筆などによって、彼の名は広く知られていたことから、富弘美術館は開館当初から多くの入場者が訪れ、大手旅行会社は日光や太平山、あしかがフラワーパークなど近隣の観光地と組み合わせたパッケージツアーを企画した。

2002年には入館者が400万人を超えるまでになったが、古い建物を改造した美術館は手狭となり、また建物の老朽化を早めることとなった。

このため、東村(当時)は新しい美術館を建てることとなり、新富弘美術館建設国際設計競技を行って、最優秀賞に選ばれたヨコミゾマコトの作品をもとに、旧館の隣に新館の建設に着手、2005年4月16日に新しい富弘美術館が開館した。

2005年8月、近接の商業施設(草木ドライブイン)と併せ、道の駅に登録された(道の駅富弘美術館)。

富弘美術館
名称
富弘美術館(とみひろびじゅつかん)
開館時間
9:00−17:00 (入館は閉館の30分前まで)
休館日

12月−3月の月曜日(祝日の場合は開館し翌日休館)
年末年始(12月26日−1月4日)
展示替えのため、臨時休館することがあります。

TEL
0277-95-6333
FAX
0277-95-6100
関連サイト
公式サイト(外部リンク)
入場料

大人 500円 (400円)
小中生 300円 (240円)
※( )内は20名以上の団体割引料金
※障害者と付添人1名は5割引、身障者手帳要提示

所在地
〒372-0302
群馬県みどり市東町草木86

富弘美術館 展示品

  • ねぎぼうず(1985)
  • 母子草(1984)
  • 豚(1986)
  • 老木(1985)
  • 空(1986)
  • ただ一つ(1989)
  • さざんか(1995)
  • やぶこうじ(1986)
  • いのち(1986)
  • ねこやなぎ(1982)
  • 日日草(1985)
  • 悲しみの意味(2002)

展示画家(富弘美術館)