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利根山光人記念美術館(北上市立利根山光人記念美術館)は岩手県北上市にある、洋画家利根山光人の作品を展示している美術館。
建物は洋画家の利根山光人が晩年に北上川を見下ろす高台に構えたアトリエを没後に個人美術館として公開したもの。大ホールには利根山光人の200号3点を含む油彩画、小ホール2室は企画展形式の作品を展示している。
利根山 光人(とねやま こうじん、1921年 - 1994年)は美術家、画家。メキシコを題材とした情熱的な作品を数多く残し、太陽の画家と呼ばれた。茨城県結城市出身。
大学卒業後に国語教員として勤務した。その後、メキシコなどへ渡航した。帰国後、教鞭をとりながら、創作活動に励んだ。
メキシコのマヤ文明をテーマにした作品(リトグラフ、油彩)を数多く残し、日本芸術大賞やメキシコにおける最高文化勲章であるアギラ・アステカ・ブラーカ賞などを受賞した。
版画製作開始後は瑛九や泉茂や早川良雄らによって結成されたデモクラート美術家協会に参加。晩年は岩手県北上市展勝地近くにアトリエを構え、鹿踊りや鬼剣舞を描いた。このアトリエを利根山光人記念美術館として公開している。
無休
休館期間
12月-3月
一般 200円(120円
高校生 120円(80円)
小・中学生 60円(40円)
小学生以下 無料
※( )内は20人以上の団体料金
利根山光人の作品を展示している。