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応挙芦雪館(串本応挙芦雪館)は和歌山県東牟婁郡串本町にある美術館。
本土最南端の地、串本町の狭い通りの一角にある寺、無量寺の境内に建つ日本で一番小さい美術館で、設置の主たる目的は無量寺寺宝の保存と公開であるが、現代美術作品の収集・展示も行っている。
館内には円山応挙、長沢芦雪をはじめ、伊藤若冲、狩野山雪、狩野探幽、白隠らの名品など室町、桃山、江戸時代の絵画96点が展示されている。また、串本の笠嶋遺跡からの出土品も展示している。
中でも円山応挙筆の『波上群仙図』、長沢芦雪の『竜虎図』を含む55面の障壁画(国の重要文化財)は海外からも高い評価を受けている。
保存上の理由から雨天時は『竜虎図』を含む障壁画は公開されない。近年、作品保護のため常時公開を見直す動きがある。
年末年始(12月30日-1月3日)
1,000円(小中学生 500円)
円山応挙、長沢芦雪、伊藤若冲、狩野山雪、狩野探幽、白隠らの作品を展示。
以下、55面の障壁画が重要文化財に指定されている。