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棟方志功記念館は青森県青森市にある棟方志功の作品を展示した美術館。1975年11月開館。棟方志功の文化勲章受章を記念し、その芸業を永く伝えるため造られた。
棟方志功の代表作「釈迦十大弟子」等の板画を展示している他、倭画、油画、書など多数の展示がある。少数の作品をじっくり見て欲しいという作家自身の意向により、展示室の広さは抑えてつくられている。
また、校倉造を模した建物は、池泉回遊式の閑静な日本庭園とうまく調和が取れた形となっている。年4回程度作品の展示替えを行い、多岐にわたる作品群を展示している。
棟方 志功(むなかた しこう、1903年 - 1975年)は板画家。青森県出身。20世紀の美術を代表する世界的巨匠の一人。版画を「板画」と称し、木版の特徴を生かした作品を一貫して作り続けた。
棟方の肉筆画作品は「倭画」と言われ、国内外で板画と同様に評価を受けている。大変な近視の為に眼鏡が板に付く程に顔を近づけ、軍艦マーチを口ずさみながら板画を彫った。
第二次世界大戦中、富山県に疎開して浄土真宗にふれ、『阿弥陀如来像』『蓮如上人の柵』『御二河白道之柵』『我建超世願』『必至無上道』など仏を題材にした作品が特に有名である。
月曜日(祝日及びねぶた期間の8/2-8/7は除く)
年末(12月25日-31日)
一般 500円 (400円)
大学生 300円 (200円)
高校生 200円 (100円)
小・中学生 無料
※( )は20名以上の団体