川上澄生美術館

川上澄生美術館(Kanuma Municipal Art Museum of Kawakami Sumio)は栃木県鹿沼市睦町にある美術館である。正式には鹿沼市立川上澄生美術館。

英語教師として栃木県宇都宮市に赴き、その傍ら版画家として栃木県の芸術史に大きな功績を残した川上澄生の作品および資料を収集し、市民の知識および教育の向上を図ることによって文化振興に寄与することを目的として、1992年(平成4年)に鹿沼市市街地の中心部を流れる黒川の西河畔、市立図書館の南側の地に開館した。

建物は澄生の作品である「日本越後国柏崎黒船館」を元に設計されており、1階が無料開放された展示ホール、2階が澄生の優作を展示する有料展示室となっている。

開館にあたっては、澄生宇都宮中学講師時代の教え子であった長谷川勝三郎が私有する川上澄生コレクション2,000点余が提供された。

展示品は澄生の作品で、概ね年に3回入れ替えられる。毎年5月に澄生の代表作「初夏の風(はつなつのかぜ)」が公開展示される。

名称
川上澄生美術館(かわかみすみおびじゅつかん)
開館時間
9:00−17:00 (入館は閉館の30分前まで)
休館日

月曜日、祝日の翌日、年末年始

TEL
0289-62-8272
FAX
0289-62-8227
関連サイト
公式サイト(外部リンク)
入場料

大人 300円(200円)
高大生 200円(100円)
小中生 100円(50円)
※( )内は20名以上の団体割引料金
※毎週土曜日は中学・小学生は無料

所在地
〒322-0031
栃木県鹿沼市睦町287-14

川上澄生美術館 展示品

  • 「初夏の風」
  • 「野球大会之図」
  • 「陽明門」
  • 「南蛮船図A」
  • 「サイロのある風景」
  • 「明治時代そのままの宇都宮高校の玄関」
  • 「長谷川勝三郎 蔵書票 船首」

展示画家(川上澄生美術館)