千葉市美術館
千葉市美術館は、千葉県千葉市中央区にある、中央区役所と美術館が一体となった複合施設。平成7年に開館。
建物を象徴するのは1-2階のさや堂ホールで、昭和2年に建てられた旧川崎銀行千葉支店の建物を保存・修復、さらに現代の文化活動に対応できるように改修。美術館はこの建物を包み込むように建てられ、新旧の建物が一体となっている。
7階と8階が展示室、さらに図書室やミュージアムショップ、レストラン、各種貸し出しスペースなど、様々な機能を持つ都市型の美術館となっている。
収蔵品は石井林響、板倉鼎、菅谷元三郎、椿貞雄、無縁寺心澄、浜口陽三などの房総ゆかりの美術家たちによる作品、葛飾北斎、跡見泰などによる房総を描いた作品がある。
また、浮世絵をはじめとする日本の近世絵画・版画、近代版画、1945年以降の日本と海外の現代美術なども収蔵・展示している。
- 名称
- 千葉市美術館(ちばしりつびじゅつかん)
- 開館時間
- 10:00−18:00(金曜・土曜は20:00まで)
※入館受付は閉館30分前まで
- 休館日
毎月第1月曜日(祝日の場合は翌日)
年末年始(12月29日-1月3日)、展示替期間
- TEL
- 043-221-2311
- FAX
- 043-221-2316
- 関連サイト
- 公式サイト(外部リンク)
- 入場料
一般 200円(160円)
大学・高校生 150円(120円)
中学・小学生 無料
※( )内は30名以上の団体料金
※企画展の入場料は展覧会毎に異なります
- 所在地
- 〒260-8733
千葉県千葉市中央区中央3-10-8
千葉市美術館 展示品
房総ゆかりの作家
- 石井 林響 《王者の瑞》
- 板倉 鼎 《椅子に寄る女》
- 菅谷 元三郎 《老人像》
- 椿 貞雄 《春夏秋冬極楽図》
- 無縁寺 心澄 《街と海》
- 浜口 陽三 《19と1つのさくらんぼ》
房総ゆかりの作品
- 葛飾 北斎 《千絵の海 総州銚子》
- 跡見 泰 《蛸壺》
近世・近代の日本絵画・版画
絵画
- 長沢芦雪・曽道怡 《花鳥蟲獣図巻》
- 喜多川 歌麿 《納涼美人図》
- 中村 芳中 《白梅図》
- 浦上 玉堂 《雨褪臙脂図》
版画
- 鳥居 清倍 《市川団十郎の虎退治》
- 鈴木 春信 《鞠と男女》
- 鳥居 清長 《美南見十二候 九月(漁火)》
- 東洲斎 写楽 《三代目大谷鬼次の江戸兵衛》
- 葛飾 北斎 《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》
- 歌川 国芳 《相馬の古内裏》
- 戸張 孤雁 《玉のり》
- 橋口 五葉 《浴場の女》
- バートレット 《ベナレス》
- 恩地 孝四郎 《『氷島』の著者 萩原朔太郎像》
版本
- 北尾 政演 《『吉原傾城新美人合自筆鏡』》
- 北尾 政美 《『来禽図彙』》
現代美術
- 比田井 南谷 《作品1(電のヴァリエーション) 》
- 柳原 義達 《黒人の女》
- 菅井 汲 《10秒前》
- 福嶋 敬恭 《無題(1)》
- 八木 正 《中間子》
- 草間 彌生 《幻の青春をあとにして》
展示画家(千葉市美術館)