芸術の森美術館

札幌芸術の森美術館は札幌芸術の森の中にある施設の一つである。1990年に開館。ロダンに始まる近・現代の彫刻史をたどることのできる作品収集、展示をするほか、札幌ゆかりの作家や現代美術の動向を紹介する展覧会を開催している。

「札幌芸術の森野外美術館」は起伏に富んだ緑豊かな自然のなかに広がる7.5haの敷地に、日本を中心とした現代を代表する彫刻家の作品や、ノルウェーの彫刻家グスタフ・ヴィーゲランの作品、札幌の姉妹都市のからの寄贈作品など、64作家73点の彫刻が展示されている。

作品の多くは、作家がこの地を実際に訪れ、地形や周囲の状況、札幌の気候などをもとに、それぞれの場所のために新たに制作されたもの。

佐藤忠良記念子どもアトリエ」では、家族や子どもをモチーフにしたブロンズ彫刻・素描などの作品を展示している。

札幌芸術の森

札幌芸術の森は、札幌市南区にある芸術関係施設群を有する都市公園である。札幌市が設置し、現在財団法人札幌市芸術文化財団が運営を行っている。公共建築百選の一つ。

札幌芸術の森

美術館(芸術の森美術館、野外美術館ほか)、工芸館、アトリエ等研修施設(彫刻アトリエ、絵画アトリエ、版画工房、木工房、ガラス・陶工房、クラフト工房ほか)、アートホール、野外ステージ、有島武郎旧邸(移築)などの施設がこのひとつの地区に集まっている。

芸術の森に隣接する形で、札幌市立大学(芸術の森キャンパス)が位置している。

芸術の森美術館 展示品

展示画家(芸術の森美術館)