和田義彦

和田 義彦(わだ よしひこ、1940年4月3日 - )は、日本の画家。

2006年、イタリア人画家アルベルト・スギの作品との強い類似性が問題視され、芸術選奨文部科学大臣賞を正式に取り消されるなどの社会的な波紋を呼んだ。1950年に創設された芸術選奨の歴史の中で、賞取り消しは初めての事態であった。

プロフィール

勤務歴

ほか

略歴

盗作疑惑をめぐって

盗作の指摘に対する和田氏のコメント
「憤りを感じている」
「スギ氏とはローマ留学中から40年来の家族ぐるみで付き合いのある友人で一緒に作品制作してきた間柄。構図が似た可能性があるが、互いに共同制作しながらもオリジナリティをもって創作した作品であり盗作ではない」
「すべてスギ氏も了解済みであり、日本で発表する事も伝えていた」
スギから和田に送られた手紙(2005年11月23日)。
和田へ
僕のアトリエで和田義彦が働いていた頃のことをよく思い出している。はじめはチェゼーナ、その後はローマだった。真の友情が生まれ、文化的経験の 交換が、イタリアの老画家と日本の若い画家の双方に、お互いの仕事を豊かにする機会を与えてくれた。こうして、今や40年も続いているこの友情関係は、我 々の仕事を比較し、我々の作品について意見交換する貴重な基点となっている。和田とのこの関係は、人生が双方に与えてくれた宝だと思っている。 アルベルト・スギより
この手紙は、スギ氏の「しかしその姿は絵画愛好家という感じで私は彼が画家だとは全く知らなかった」という発言とは相反している。そのため、スギの発言の信憑性は疑われている。

和田義彦の作品所蔵美術館



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