小川 詮茂(おがわ せんも、生没年不詳)は、江戸時代初期の浮世絵師。
姓・小川、名・昌常。詮茂と号した。正徳(1711年-1716年)期に、懐月堂派風の肉筆美人画を描いた。作品を一見すると、懐月堂派風であるが、正徳頃と思われる作品なのに、懐月堂派の持つ独特の雄勁なものとは異なり、繊細な筆致を示している。
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