サトル・サトウ・アート・ミュージアムは、宮城県登米市出身の造形作家サトル・サトウと、彼がパリ滞在で出会った仲間達により寄贈された幾何学構成的絵画のコレクションを展示するアートミュージアム。
もと中田町(現登米市)立桜場小学校の校舎を改装利用し、登米市中田生涯学習センター3階に2007年に開館。幾何学構成的抽象絵画を中心とするコレクションは、サトル・サトウの作品350点、海外の作家仲間、コレクター、ギャラリーから寄贈された海外作家の作品 272点、美術館全体のコレクションは計622点にのぼる。
所蔵作品には絵画、レリーフ、オブジェ、インスタレーション、模型、デッサン、ドローイング、コラージュ、版画とあるが、有名作家の図録等も数多く所蔵している。サトル・サトウの常設展示室の他、4つの展示室があり、数多くの所蔵作品からテーマ毎に企画展示を行っている。
収蔵作家のピエト・モンドリアンやミシェル・スーフォー、ソニア・ドローネ、カルメロ・アルデン・キン、ヴィクトル・ヴァザルリー、ジュス・ラファエル・ソト、ヤコブ・アガム、カルロス・クルズ=ディエズ、ソル・ルウィット、チリダ、トマセロ、ヌームール、ロースといった有名芸術家達143名の作品からヨーロッパ美術の流れの一端を見る事ができる。
サトル・サトウ(佐藤 達、さとうさとる、1945年 - )は、フランスを拠点に活動する画家、造形作家。宮城県登米市出身。1969年、パリでデビュー。
1979年、「鉛直主義」を世界に向けて宣言し国際的抽象画家となったサトルは、幾何学構成的絵画から立体作品、環境造形作家として、パリを拠点に多くの制作、発表を各国で行っている。
TEL:0220-34-8081
FAX:0220-34-8084
年末年始(12/29〜1/3)
無料
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