中山峠写真の森美術館は主に北海道の自然を撮影した写真を展示している美術館。写真を通じて北海道の魅力を発信することをテーマに、2005年に開館。国道230号線に面し、道の駅望羊中山と連絡通路でつながっている。
美術館のコンセプトは北海道における人々の暮らしや自然、野生の動物などを題材とした写真で、北海道の魅力を伝えること。美術館のデザインは北海道の自然を意識して木を用いたものが非常に多くなっている。
館内1階はギャラリーAからDまでの4つの展示室と、スペシャルギャラリーA「嶋田忠」、ティーラウンジやミュージアムショップのほか、様々な種類のギャラリーや観光案内の機能を持つ施設で主に構成されている。
ティーラウンジは外側のウッドデッキに出て森の雰囲気を体感しながら軽食を楽しむことができる。DVDシアターは北海道における野生の動物や自然に関する内容の映像を放映。
北海道におけるシーニックバイウェイなど観光情報を紹介している「シーニックバイウェイプラザin中山峠」では、道内の各道路で行われている取り組みなどを写真や大型モニターによる映像で展示を行っている。
観光案内所「喜茂別iセンター」では、「しりべしiネット」を用いた後志支庁地域の観光情報のほか、パンフレットや係員が案内を行う。道の駅望羊中山とをつなぐ屋根つきの連絡通路には、羊蹄山展望コーナーが設けられている。
館内2階は、スペシャルギャラリーB「深山治」、スペシャルギャラリーC「後藤昌美」、スペシャルギャラリーD「松村隆」の3つの展示室で主に構成されており、各種写真展示会や企画展などが開催されている。
また、建物の屋外には阿部典英や小田襄、舟越桂など彫刻家が制作した屋外彫刻作品も設置されいる。また、美術館の周囲には森林があり、訪れる人々が散策・野鳥の観察や森林浴を楽しむことができるようになっている。
TEL:0136-33-3230
FAX:0136-33-3636
金・土・日曜日 開館
無料
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