宮城県美術館は、仙台市都心部の西、広瀬川右岸の文教地区にある宮城県立の美術館である。
敷地内は、本館の常設展・特別展会場および別館の佐藤忠良記念館展示室が有料であるが、その他の本館・別館内や中庭・庭園は公共空間であり、無料で入れる。
設計は、本館が前川國男建築設計事務所、佐藤忠良記念館が大宇根建築設計事務所。
地元である宮城県および東北地方に縁の深い、明治以降の絵画・版画・彫刻・工芸作品を中心にコレクションしており、さらにカンディンスキーやクレーらの作品も収蔵している。
ほか、具体美術協会の作品45点、随筆『気まぐれ美術館』で知られる画廊主・随筆家洲之内徹の洲之内コレクション、長岡現代美術館を運営していた旧大光相互銀行(現大光銀行)の大光コレクションも有名。
これらの作品を展示する常設展および年に数回の特別展が企画されるほか、併設されている県民ギャラリーにおける一般市民の展示発表も活発である。
また、館内の創作室や設備を開放して随時創作指導等を行なっており、ただ鑑賞するだけではない幅広い芸術活動を支援している。
TEL:022-221-2111
FAX:022-221-2115
毎週月曜日(ただし、休日の場合は開館。翌日休館)
常設展
一般 300円(240円)
大学生 150円(120円)
※( )内は20名以上の団体料金
※特別展の料金はその都度設定いたします
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