国際染織美術館は、日本・世界の染色工芸品(世界約80カ国・およそ5千点)を分類別に分けて展示する日本唯一の染織専門美術館。優佳良織工芸館、雪の美術館とともに、北海道伝統美術工芸村の一部として機能している。1986年に開館。
建物は2階建て。85,000平方メートルの敷地面積、1,258.25平方メートルの床面積を誇る。入口のドアのレリーフは蓮田修吾郎作。1階に販売室・第1展示室、2階に第2~第5展示室がそれぞれ位置する。
世界各域、日本各地の歴史ある染織工芸品が展示され、ひとつひとつの染織品が、いつ頃、どのような素材を使い、どのような技術でつくられ、それがどう利用されてきたかを知ることができる。
世界ではヨーロッパ、インド、東南アジアの「絣」、「更紗」、ペルシア、トルコの「絨毯」、中国の「刺繍」など、それぞれの国の特徴を持った染織品が並ぶ。
日本の染織品は、「金襴」、「緞子」、「藍染」、「絞染」、「刺繍」など、日本人ならではの模様、技術の表現で制作されている。
TEL:0166-61-6161
FAX:0166-62-2060
4月~11月 無休
12月~3月 休館
一般 550円
高・大学生 350円
小・中学生 250円
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