北村美術館は、京都市上京区にある、古美術・茶道具を中心とした私立美術館である。
実業家で茶人でもあった北村謹次郎の収集品を保存するために1975年に財団法人北村文華財団が設立され、美術館は1977年開館した。所蔵品には国の重要文化財14件を含む。
北村家は、奈良県吉野地方で代々林業を営む旧家である。北村は、家業の林業を営むかたわら、夫婦で茶道と美術品収集に励んだ。茶人のコレクションという性格から、茶碗をはじめとする茶器の名品が多い。
また、傑出した茶人であった北村の眼で選ばれた絵画、古筆などにも名品が揃っている。これら掛軸類も茶席の床に掛けることを意識して選ばれた、広い意味の「茶道具」の範疇に入るものであろう。
隣接する北村邸の庭園は東山の緑を借景にしたもので、庭内には国の重要文化財指定の石灯篭2点、石塔1点がある。
TEL:075-256-0637
FAX:075-256-2478
月曜日(祝日は開館)
休日の翌日
開館期間
3月中旬-6月上旬、9月中旬-12月上旬
一般:600円
学生:400円
(30名以上の団体 100円引)
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