白馬美術館は、幻想的な画風で知られるマルク・シャガールの版画作品のみ約480点を収蔵するシャガール専門の美術館。初期の銅版画から晩年の作品まで、随時120~150点を展示している。1986年に開館。
館内は、木の梁と白壁の間に穏やかなスポットに照らされたシャガールのカラーリトグラフが展示された「本館展示室」、銅版画の傑作を展示し、音楽堂ホールとしても利用される「銅版画館展示室・音楽堂」。
シャガールの生涯と代表作品がマルチ・オートスライドで上映されている「映像展示室」。リジナル絵ハガキや複製画などを販売する「ミュージアムショップ」がある。
マルク・シャガール(Marc Chagall 1887年 - 1985年)は、20世紀のロシア(現ベラルーシ)出身のフランスの画家。ユダヤ人。
1907年、当時のロシア・バレエ団の衣装デザインなどを担当していたレオン・バクストの美術学校で学ぶ。シャガールは1910年パリに赴き、5年間の滞在の後、故郷へ戻り、1915年に結婚。10月革命などがあり、1923年にはふたたびパリへ戻る。
1941年、第二次世界大戦の勃発を受け、ナチスの迫害を避けてアメリカへ亡命。1947年にパリへ戻り、永住する。1960年、エラスムス賞受賞。オペラ座の天井画を制作。1973年、ニース市にシャガール美術館が開館。
TEL:0261-72-6084
FAX:0261-72-8399
水曜日 (水曜祝日の日は翌日休館、GW・年末年始・7/19~8/31は開館)
冬季
※臨時休館の場合有り
大人 700円
小中生 400円
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