青森県立美術館とは、2006年7月13日に開館した青森県青森市の郷土文化を紹介するための施設である。所在地は青森県青森市大字安田字近野地内。三内丸山遺跡の隣に位置する。
建築設計者は建築家青木淳。地下2階、地上2階で、遺跡の発掘現場のような土の大きな溝(トレンチ)に凹凸の白い構造体を被せるという設計で、三内丸山遺跡と一体化したデザインとなっている。
この、上向きと下向きの凹凸の間にできる隙間を「土の展示室」とし、それ以外は「展外展示室」や「創作ヤード」とすることで、全体が美術館として利用できるように設計されている。
美術館の中心には「アレコホール」という空間が設けられ、マルク・シャガールによって作られた、プーシキンの詩、ラフマニノフの音楽、巨匠レオニード・マシーンの振り付けによるバレエ「アレコ」の背景画3点(縦9メートル、横15メートル)を一度に傍観できる。
この他、常設展示室や企画展示室、シアター(220席)、コミュニティーギャラリー、キッズルーム、コミュニティホールなどがある。また、奈良美智が、『あおもり犬』(高さ約8.5メートル)と「八角堂」の展示空間を手がけている。
美術館及びホームページで使用されているオリジナルフォント・サインは菊地敦己によるもの。
TEL:017-783-3000
FAX:017-783-5244
毎月第二、第四月曜日
12月27日−12月31日
※企画展開催時は変更する場合があります。
【常設展】
一般 500円(400円)
大学生・高校生 300円(240円)
中学生・小学生 100円(80円)
※( )内は団体料金
【企画展】
展覧会ごとに観覧料が異なります。
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