MIHO MUSEUM

MIHO MUSEUM は、滋賀県甲賀市信楽町にある私立美術館である。神慈秀明会の会主・小山美秀子のコレクションを展示するため、1997年11月に開館した。

コレクションには、ギリシア、ローマ、エジプト、中近東、ガンダーラ、中国、日本など、幅広い地域と時代に渡る優品2000点以上が含まれている。コレクション形成に数百億円をかけたともいわれ、日本にある私立美術館のコレクションとしては有数のものである。

MIHO MUSEUM

信楽町郊外の山中にある美術館は、「桃源郷」をイメージして造られたというだけあり、恵まれた自然環境のなかにある。レセプション棟から桜並木を通ってトンネルをくぐり、その先の吊り橋の向こうに展示館がある。

利用者の移動の便のために電気自動車がレセプション棟と展示館の間を往復している。建物は、ルーヴル美術館の「ガラスのピラミッド」、ワシントンのナショナル・ギャラリー東館で有名な建築家、イオ・ミン・ペイの設計である。建築容積の8割が地下に埋没しているというこの建物は、周囲の自然景観保全に配慮したものである。

MIHO MUSEUM
名称
MIHO MUSEUM(みほみゅーじあむ)
開館時間
10:00−17:00
休館日

開館中の毎週月曜日(祝日と重なるときは、翌日)
春、夏、冬に休館期間あり。

TEL
0748-82-3411
FAX
0748-82-3414
関連サイト
公式サイト(外部リンク)
入場料

大人 1,000円
高・大生 800円
小中生 300円
※20名以上で団体割引(200円)

所在地
〒529-1814
滋賀県甲賀市信楽町桃谷300

MIHO MUSEUM 展示品

  • 隼頭神(ホルス)像 - エジプト、第19王朝、紀元前13世紀
  • アルシノエ2世像 - エジプト、プトレマイオス朝、紀元前3世紀
  • 鶏を銜える山猫形リュトン - イラン/中央アジア、紀元前2-1世紀
  • 精霊と従者のレリーフ - アッシリア、紀元前9世紀
  • 仏立像 - ガンダーラ、2世紀
  • 絹本著色閻魔天像(重要文化財)平安時代(原三渓旧蔵)
  • 木造地蔵菩薩立像(重要文化財)鎌倉時代
  • 木造持国天立像(重要文化財)鎌倉時代(興福寺伝来)
  • 曜変天目茶碗(重要文化財)南宋時代(前田家伝来)

展示画家(MIHO MUSEUM)