ブリヂストン美術館

ブリヂストン美術館 (Bridgestone Museum of Art)は、東京都中央区京橋にある、西洋美術、日本近代美術を中心とした私立美術館である。財団法人石橋財団が運営している。

ブリヂストンの創業者である実業家石橋正二郎の収集した美術品を展示するため、1952年、京橋のブリヂストンビル内に開館した。石橋は昭和のはじめ頃から日本の近代絵画の収集を始め、西洋美術の収集に本格的に乗り出したのは第二次大戦後のことであった。

石橋は、戦前にすでに日本にもたらされていた西洋美術のコレクションを、戦後まとまった形で入手し、美術館開館までのわずか数年間に日本有数の西洋美術コレクションを形成した。

17世紀から18世紀のレンブラントから、印象派ではモネミレークールベコローシスレーマネ、などを収蔵。ポスト印象派と19世紀末にかけて、ゴッホゴーギャンセザンヌ、20世紀前半では、クレーピカソデュフィデュビュッフェシニャック、など充実している。

また、彫刻においても、ロダンオシップ・ザッキンジャコメッティオノレ・ドーミエブールデルアリスティド・マイヨールマリノ・マリーニヘンリー・ムーア、と近代のヨーロッパ彫刻のコレクションが非常に充実している。

ブリヂストン美術館
名称
ブリヂストン美術館(ぶりぢすとんびじゅつかん)
開館時間
火曜-土曜 10:00 - 20:00
日曜・祝日 10:00 - 18:00
入館は閉館の30分前まで
休館日

月曜日(祝日の場合は翌平日)
展示替え期間

TEL
03-3563-0241
FAX
03-3561-2130
関連サイト
公式サイト(外部リンク)
入場料

一般 800円(600円)
シニア(65歳以上) 600円(500円)
大学・高校生 500円(400円)
中学生以下 無料
※( )内は15名以上の団体料金
※特別展の期間は別料金となります。

所在地
〒104-0031
東京都中央区京橋1-10-1

ブリヂストン美術館 展示品

ゴーギャン『ポン=タヴェン付近の風景』

ゴーギャン『ポン=タヴェン付近の風景』

絵画

17世紀から18世紀

  • ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングル 《若い女の頭部》
  • ジャン=バティスト・パテル 《水浴》
  • レンブラント ファン・レイン 《聖書あるいは物語に取材した夜の情景》

印象派とその周辺

  • コンスタンタン・ギース 《酒場》
  • ギュスターヴ・クールベ 《雪の中を駆ける鹿》
  • ギュスターヴ・クールベ 《石切り場の雪景色》
  • カミーユ・コロー 《ヴィル・ダヴレー》
  • カミーユ・コロー 《オンフルールのトゥータン農場》
  • カミーユ・コロー 《イタリアの女》
  • アルフレッド・シスレー 《森へ行く女たち》
  • アルフレッド・シスレー 《サン=マメス、六月の朝》
  • ジョージ・スミス 《婦人像》
  • エドガー・ドガ 《踊りの稽古場にて》
  • エドガー・ドガ 《浴後》
  • エドガー・ドガ 《レオポール・ルヴェールの肖像》
  • ウジェーヌ・ドラクロワ 《馬習作》
  • シャルル=フランソワ・ドービニー 《レ・サーブル=ドロンヌ》
  • オノレ・ドーミエ 《山中のドン・キホーテ》
  • カミーユ・ピサロ 《ブージヴァルのセーヌ河》
  • カミーユ・ピサロ 《菜園》
  • ウジェーヌ・ブーダン 《トルーヴィル近郊の浜》
  • エドゥアール・マネ 《メリー・ローラン》
  • エドゥアール・マネ 《オペラ座の仮装舞踏会》
  • エドゥアール・マネ 《自画像》
  • ジャン=フランソワ・ミレー 《乳しぼりの女》
  • クロード・モネ 《霧のテームズ河》
  • クロード・モネ 《睡蓮》
  • クロード・モネ 《雨のベリール》
  • クロード・モネ 《アルジャントゥイユ》
  • クロード・モネ 《アルジャントゥイユの洪水》
  • クロード・モネ 《黄昏、ヴェネツィア》

ポスト印象派と19世紀末

  • フィンセント・ファン・ゴッホ 《モンマルトルの風車》
  • ポール・ゴーギャン 《馬の頭部のある静物》
  • ポール・ゴーギャン 《ポン=タヴェン付近の風景》
  • ポール・ゴーギャン 《乾草》
  • ポール・シニャック 《コンカルノー港》
  • ポール・シニャック 《ラ・ロシェル》
  • ポール・セザンヌ 《休息する水浴の男たち》
  • ポール・セザンヌ 《帽子をかぶった自画像》
  • ポール・セザンヌ 《鉢と牛乳入れ》
  • ポール・セザンヌ 《水浴群像》
  • ポール・セザンヌ 《サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール》
  • ギュスターヴ・モロー 《化粧》
  • オディロン・ルドン 《供物》
  • オディロン・ルドン 《神秘の語らい》

20世紀前半

  • ワシリー・カンディンスキー 《二本の線》
  • ジョルジョ・デ・キリコ 《吟遊詩人》
  • パウル・クレー 《島》
  • ジョージ・グロス 《プロムナード》
  • ポール・シニャック 《プティ・タンドリー》
  • カイム・スーティン 《大きな樹のある南仏風景》
  • ジャン・デュビュッフェ 《スカーフを巻くエディット・ボワソナス》
  • ジャン・デュビュッフェ 《暴動》
  • ラウル・デュフィ 《ポワレの服を着たモデルたち、1923年の競馬場》
  • ラウル・デュフィ 《オーケストラ》
  • ラウル・デュフィ 《静物》
  • モーリス・ドニ 《バッカス祭》
  • アンドレ・ドラン 《聖母子》
  • パブロ・ピカソ 《画家とモデル》
  • パブロ・ピカソ 《女の顔》
  • パブロ・ピカソ 《カップとスプーン》
  • パブロ・ピカソ 《生木と枯木のある風景》
  • パブロ・ピカソ 《ブルゴーニュのマール瓶、グラス、新聞紙》
  • パブロ・ピカソ 《腕を組んですわるサルタンバンク》

日本の洋画

  • 中村 彝 《自画像》
  • 佐伯 祐三 《ガラージュ》
  • 佐伯 祐三 《テラスの広告》
  • 国吉 康雄 《横たわる女》
  • 国吉 康雄 《夢》
  • 安井 曾太郎 《薔薇》
  • 安井 曾太郎 《安倍能成君像》
  • 安井 曾太郎 《水浴裸婦》
  • 安井 曾太郎 《りんご》
  • 小出 楢重 《横たわる裸身》
  • 小出 楢重 《帽子をかぶった自画像》
  • 山下 新太郎 《読書》
  • 岡 鹿之助 《雪の発電所》
  • 岡田 三郎助 《婦人像》
  • 岸田 劉生 《南瓜を持てる女》
  • 岸田 劉生 《麗子坐像》
  • 梅原 龍三郎 《脱衣婦》
  • 浅井 忠 《縫物》
  • 浅井 忠 《グレーの洗濯場》
  • 牛島 憲之 《タンクの道》
  • 藤島 武二 《東海旭光》
  • 藤島 武二 《淡路島遠望》
  • 藤田 嗣治 《ドルドーニュの家》
  • 藤田 嗣治 《猫のいる静物》
  • 関根 正二 《子供》
  • 青木 繁 《海景(布良の海)》
  • 青木 繁 《天平時代》
  • 青木 繁 《海》
  • 黒田 清輝 《ブレハの少女》

現代の美術

  • ピエール・アレシンスキー 《田園の一隅》
  • ピエール・アレシンスキー 《何が起きたのか?》
  • アントニ・クラーヴェ 《王》
  • ザオ ウーキー 《10.03.76》
  • ザオ ウーキー 《07.06.85》
  • マルク・シャガール 《ヴァンスの新月》
  • ショーン・スカリー 《1993.12.15》
  • ピエール・スーラージュ 《絵画、26 May 1969》
  • イマンツ・ティラーズ 《自然は語るH》
  • ベルナール・ビュフェ 《アナベル夫人像》
  • ハンス・ホフマン 《Push and Pull Ⅱ》
  • ジャクソン・ポロック 《Number 2, 1951》
  • アンリ・ミショー 《無題》
  • 堂本 尚郎 《連続の溶解9》
  • 川端 実 《無題》
  • 斎藤 義重 《作品》
  • 村井 正誠 《人びと》
  • 猪熊 弦一郎 《スペース旅行基地》
  • 田淵 安一 《孤独の山 Montagne Solitaire》
  • 白髪 一雄 《観音普陀落浄土》
  • 菅井 汲 《OKA》
  • 野見山 暁治 《鉱山から》

彫刻

  • アレキサンダー・アーキペンコ 《ゴンドラの船頭》
  • オシップ・ザッキン 《母子》
  • アルベルト・ジャコメッティ 《ディエゴの胸像》
  • エドガー・ドガ 《右手で右足を持つ踊り子》
  • オノレ・ドーミエ 《ラタポワール》
  • パブロ・ピカソ 《道化師》
  • コンスタンティン・ブランクーシ 《接吻》
  • エミール=アントワーヌ・ブールデル 《ペネロープ》
  • バーバラ・ヘップワース 《翼のある人物Ⅰ》
  • アリスティド・マイヨール 《欲望》
  • マリノ・マリーニ 《騎手》
  • ヘンリー・ムーア 《横たわる人体》
  • オーギュスト・ロダン 《立てるフォーネス》
  • オーギュスト・ロダン 《考える人》
  • オーギュスト・ロダン 《青銅時代》

版画

  • ハンス・アルプ 《コンポジション》
  • ジャック・カロ 《ルーヴル宮眺望(『パリ二大景観』より)》
  • パウル・クレー 《ホフマン風物語の情景》
  • ザオ ウーキー 《無題》
  • アンリ=エドモン・クロス 《シャンゼリゼで》

展示画家(ブリヂストン美術館)