ティントレット

(Tintoretto)

作品

ティントレットティントレットティントレットティントレットティントレットティントレットティントレットティントレットティントレットティントレットティントレットティントレットティントレットティントレットティントレットティントレットティントレットティントレットティントレット『スザンナの水浴 』1550年代 ウィーン、美術史美術館ティントレットティントレットティントレットティントレットティントレットティントレットティントレットティントレットティントレットティントレット

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ティントレットについて

ティントレット(Tintoretto, 本名:Jacopo Robusti, 1518年9月29日 - 1594年5月31日)は、イタリアルネサンス期の画家。

師匠のティツィアーノとともにルネサンス期のヴェネツィア派を代表する画家。ティツィアーノの色彩とミケランジェロの形体を結びつけ、情熱的な宗教画を描いた。ヴェネツィアで生まれ育ち、長い生涯のほとんどをヴェネツィアで過ごし、そこで死んだ、生粋のヴェネツィア人であった。本名はヤーコポ・ロブスティ。家業が染物屋だったことから「ティントレット(染物屋の息子)」と呼ばれるようになった。

ヴェネツィアのドゥカーレ宮殿(統領宮殿)や当時ヴェネツィアにいくつかあったスクオーラ(同心会)の会館などのために多くの作品を残している。ティントレットの絵画は、斬新で大胆な構図と、ドラマティックな表現に特色があり、『聖パウロの改心』、『ガリラヤ湖のキリスト』のような、聖書のエピソードを壮大なドラマのシーンのように描いた作品は、次世紀のバロック絵画を先取りするものといえよう。

ヴェネツィアのサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会の壁面を今も飾っている『最後の晩餐』は、晩年の代表作である。「最後の晩餐」という伝統的な画題を扱いながら、晩餐のテーブルを画面手前から奥へ向かって斜めに配した斬新な構図、舞台照明のような劇的な光の扱い方、現実と幻想の入り混じった描写にティントレットの特色が現われている。

代表作

  • スザンナの水浴(ウィーン、美術史美術館)
  • 聖マルコの遺体の運搬(ヴェネツィア、アカデミア美術館)
  • 自画像(ルーヴル美術館)
  • 最後の晩餐(ヴェネツィア、サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会)
  • カナの婚礼(ヴェネツィア、サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会)

ティントレットの作品所蔵美術館