井村勝吉

(いむら かつよし)

井村 勝吉(いむら かつよし、生没年不詳)は、江戸時代前期の京都の浮世絵師。

来歴

染物絵師で、人物風俗を描くことを得意とした。宝永(1704年 - 1711年)から享保(1716年 - 1736年)の頃、自画作の染織に関する本を描いている。作品は、宝永元年(1704年)刊行の図案書『丹前雛形』3巻1冊、正徳2年(1712年)刊行の図案書『風流雛形大成』3冊、享保3年(1718年)刊行の染織本『絵本稽古帳』3冊である。

井村勝吉の作品所蔵美術館