アルベルト・スギ

(Alberto Sughi)

アルベルト・スギ(Alberto Sughi、1928年10月5日 - )は、イタリアの画家。エミリア=ロマーニャ州フォルリ=チェゼーナ県チェゼーナ出身。1950年代から独学で画を学び、現代イタリアの著名な画家の一人になった。

2006年5月、和田義彦によるスギ作品の盗作疑惑が持ち上がり、日本では連日TVのニュースやワイドショーで報道され、日本でもスギの名が知られるようになった。この一連の騒動に対して、ローマの日本大使館を通じて小坂憲次文部科学相と河合隼雄文化庁長官の連名で謝罪の手紙が届けられた。文面にはイタリア語で「大きな騒ぎに巻き込み、迷惑をかけたことを遺憾に思います。将来同じようなことが起きないよう努力します」と書かれており、和田の芸術選奨文部科学大臣賞を取り消したことも正式に報告されていた。これによりスギは告訴などの措置を取らない意向を表明した。

アルベルト・スギの作品所蔵美術館